個人的には
踊りやすい曲といえば
Calo か Biagi かと思っていますが、
これがなぜ踊りやすいか?
と聞かれると
はて?
まぁリズムがはっきりしていて・・適度にメリハリがあって・・
などとあまりはっきりしたことは言えないわけであります。
とりあえず
曲のスペクトルをリアルタイムに見れる FFTWave というソフトがあったので
Miguel Calo の珍曲 Ya Sale El Tren のスペクトルを取ることにしてみました。
まずはご覧下さい。
※縦軸はオクターブ(上が低音 下が高音)、横軸が時間、色は赤が強い音です。
ポイント1:笛~走り始め
笛が鳴って汽車が走り始めるという出だしの部分です。
笛のスペクトルが、ほぼ単音に近いのが分かりますか?
一方、それにつづく汽車の走り初めが、ピアノ・バンドネオン・ピアノ・バンドネオンとつづいて行きます。
ピアノとバンドネオンは、両方とも同じような倍音の性質があるように見え、
特にピアノは一音だけでもかなりの存在感ですね。
踊り手としては
単純に一歩一歩進んでいく感じになりそうですが、
少しずつ早くなって汽車並みのスピードに達するので
まじめにやってしまうとバカみたいに早いステップになってしまいます。
このへんがまず踊る側としても面白さがある部分でしょう。
適当なタイミングで
きっとポーズしたりアドルノしたりでもしているの雰囲気でしょうか。
ポイント2:バイオリンの調べ
この部分は、バイオリン・合奏・バイオリン・・・
という感じのパートとなっています。
バイオリン音は
ほとんど単純音に近いけれども
独特の倍音が重なっていることが分かります。
また、単音パートと合奏パートの音の広がりだけみても
まったく別の特性が繰り返されていることが分かります。
踊り手として
これだけメリハリがあれば
動く時間や動かない時間だけでなく
ゆっくりな動きを楽しめそうです。
個人的に
バイオリンの旋律は
低音→高音 よりも 高音→低音となる音の順序のタイミングで
”ふっ”と体の力が抜ける動きになり
自然にタンゴのカミナンド始めにつながるような傾向があります。
まぁ多分これは踊り手の好き好きでしょう。
ポイント3:声の衝撃
この部分、何か様子が変わりました。
さきほどのバイオリンパートから一転、人の歌声が入ってきました。
Jorge Ortiz という人の声らしいですが、
歌・合奏・歌・合奏・・・という展開です。
バイオリンに比べて随分根太い存在感を示していることが分かります。
これだけぐっさりと可聴音域に入って来ていると
いやでも脳が動きます。
踊り手としては
声のないパートに比べて、
ルーチン化されていない音の揺らぎが
踊り応えとなっているように思えます。
また、歌声の出し方によっては
バイオリンのように柔らかいスペクトルを出していたり
強い存在を示していたり
踊りの強弱のようなものを実は支配している可能性も感じられます。
ポイント4:曲の消えざま
またこのタンゴの曲も
憎らしいほど切ない終わり方をしています。
踊り終えた安堵感のようなものが
自然に曲から与えられている気がします。
ポイント5:他にもたくさん
挙げ始めたらキリがないのですが・・・
ピアノの高音部分の遊び
ベースの歩き
バンドネオン・バイオリンのバリエーション
canyenge
重厚な音の重ね具合
刻みの途切れ具合
旋律の途切れ具合
テンポの揺れ具合
何かしら
無意識的に動いてはいるものの
踊りに影響を与える要素が
実は多く隠されていることが
よく分かる。
使用したソフト
サウンドモニター FFT Wave
http://www2.tky.3web.ne.jp/~nozu/fftwave/index.html
画面動画キャプチャーソフト CamStudio
http://nonn-et-twk.net/twk/CamStudio/
[ハングル・2] 依頼・命令
-
○用言(動詞)などの後
~なさいます。(打ち解けた丁寧+依頼)
~なさいますか?(打ち解けた丁寧+依頼)
(母音で終わる用言)+세요(セヨ)(?)
(子音で終わる用言)+으세요(ウセヨ)(?)
~してください。(打ち解けた丁寧+命令)
(母音で終わる用言)+아요(アヨ)(?)
(子音で終わる用言)+...
12 年前
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