2006年4月18日火曜日

タンゴに見られる Web 2.0性

Web 2.0 という概念がよく耳にされるようになった
※参照:IT 免疫のある人 向けの記事 http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/special/web2001/01.html


個人的な見解としては、
Web 世界の最終型は、人間の認識世界とオーバーラップする事であろうと
勝手ながら定義している。


そんな流れに乗って Web という物がバージョン2になったという事で、
まぁそんな事も定義しだがる人々もいるだろう、程度に思っているわけだが、
人間の営みを逆に振り返ってみると、あぁそういう事かとタメになる事が稀にある。


そのような雑念の最中、ダンスという物の進化が、
やはり人間の認識世界とオーバーラップする事を目標としているシステムの成長であろう、
そんな下らない事を考えてみてしまったりもする。


何だってそうでしょ!
まぁ、そう言わずに
聞いて下さい。


まず、Web 1.0性という物は何であったか?
インターネットを通して今まさにあなたが見ている世界が、基本はまだまだそんな感じ。
だれか情報を提供できる場があって、だれかがそれを利用できる場がある


で、Web 2.0性は何って? 良くわかんないんだけど、
情報を提供する場と利用する場が、より近づいている、、、
mixi とか Winny とか ちゃんと真面目にやってるブログ とか?



さて、アルゼンチンタンゴにどんな Web 2.0性があるか?


簡単にいうと、


必ずしも 提供者 と 利用者 という形ではなく
「リードする男性」と「リードされる女性」というルールの中で、
全ての立場が巻き込まれて、一つのタンゴを作り上げていくところ


つまり、


・「見る人」 vs 「見せる人」
・「踊る人」 vs 「奏でる人」
・「動きを作る人」 vs 「動きを作られる人」


そんな人々が垣根を越えて
一つの sympathy を作り上げていくところ、
アルゼンチンタンゴがダンスとしての進化を感じるところかも

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