2009年10月6日火曜日

タンゴ人口を増やすってこと

自分はこんな感覚でタンゴ人口を増やそうとしてます。
みなさんはどんな感覚ですか?

整理しないと訳わかんなくなってるのでメモ代わりに。


◆目標

タンゴをメジャーにする

◆指針

フェーズA
タンゴを既に楽しんでいる人にもっと楽しくなってもらう

フェーズB
タンゴを知らない人にタンゴに興味を持ってもらう



※何故、フェーズAが先かと言うと、
新しく人が増えるだけで受け入れが出来ないと、
ザルになるからです。



◆フェーズA・アプローチ

ターゲット:タンゴを既に楽しんでいる人

1)ミロンガの不満足を減らし、満足を上げよう
2)音楽をもっと楽しもう 
3)仕方なくタンゴから離れてしまう人を減らそう
4)小さな活動を知ってもらおう


◆フェーズB・アプローチ

ターゲット:「タンゴを既に楽しんでいる人」になりそうな人

1)とりあえず実物を聞いて・見てもらおう 
2)意外と流行っていて身近にあることを認識してもらおう


◆人口試算

☆タンゴを既に楽しんでいる人とは・・・

→ タンゴを聞く人
= コンサートに行く人(~100万)
+ラジオ・テレビ・インターネットでタンゴを聞く人(~1000万)
+レコードを持っている人(~10万)

→ タンゴを見る人
= コンサート(デモ有)・ショーに行く人(~1万)
+テレビ・インターネットでダンスを見る人(~100万)
+ビデオを持っている人(~1千)

→ タンゴを踊る人
= レッスンに行く人(~1万5千)
+ミロンガに行く人(~1万)

→ タンゴを弾く人
= タンゴを弾ける楽器を弾く人(~10万)
+タンゴバンドに入っている人(~1百)

→ タンゴを歌う人
= タンゴの歌詞を知っている人(~1千)
+タンゴカラオケを持っている人(~1百)


★草の根的に、皆さんでやっていったら良いんじゃないかと思っているのが、
どんどんブログや映像をインターネットで公開していきましょう!
というところでしょうが、その前に、今のタンゴ場をより良い物にして行かないと・・・

2009年7月10日金曜日

【提案】 ミロンゲーロ・ミロンゲーラ選手権

ちょっとアジア大会とは嗜好を変えて、
こんなのはどうですか?

【制限時間】 15分
【参加方法】 カベセオなどを交えて、時間内を使って大いに楽しむ
【審査方法】 参加者が自分以外の同性・異性に投票、
        踊りそのものだけでなく、踊り相手のマナーやトーク内容なども加味する

そう、お気づきの通り、ただのミロンガですけど。
こういう道のプロもいていいと思ったりします。

誰かやってくれたら参加します。
ちなみに私はカベセオの成功率が未だにゼロです。

2009年7月2日木曜日

自動採譜 その2

★このメモもヘビーなので要注意。


今夜はふと思いつくところがあったので、
即席でPCM音源からFFT→逆FFTをしてみた。
何をやりたいかというとフィルタリング。


音長を計って、それが何分音符であるかを計るには
まずはピッチ測定をせねばならない。
(つまり、テンポを計るということです。)

テンポを計るためには、
低音のズンズンしている音を見るのがいいのではないか。
ということで、低音(たとえば500Hz以下)のフィルタリングをする。

ピッチに乗せて、
16分音符・8分音符・4分音符のオン・オフを探知しようというアイデア。


それから、
まず単一の音を拾うという観点で、フィルタは重要だ。
一番低いピークから、順に拾っていくという手続きになる。

そして、
倍音をカットするという観点でも、フィルタは重要だと思われる。
なぜなら基底音に対して、高周波の音が乗るのが通常であるので、
一番低周波の音から拾って、倍音をカットすれば良いという理屈になる。


参考になるかも・・・
VCF (Voltage Controlled Filter) ・・・Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/VCF

フィルタリング
 についてのさらにマニアックな解説
http://www009.upp.so-net.ne.jp/hachinami/note005/filtering.htm

2009年6月30日火曜日

自動採譜 その1



★今日は相当マニアックなので、以下読み進めるにあたってはアレルギー注意。

有給休暇だったというのに、
朝からmission impossibleにチャレンジ。

数年前から懸案であった
タンゴの自動採譜。

とは言っても
理屈ではだいたいやることはわかっているので、
プログラムを組むだけ。

久しぶりにフーリエ変換を使って、
まずはA(440.0Hz)の音を採譜できることを確認。

やはり想定どおり、基底音に対する倍音が乗る。
基底音以外の倍音スペクトルを削除する方法としては、
三線に関する琉球大の研究があったが、細かいところが分からんので役に立たない。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&ct=res&cd=3&url=http%3A%2F%2F133.13.40.79%2FSyllabus%2Fsub%2F3-ka.ppt&ei=S31ISsutLYzq6gPgwKUH&usg=AFQjCNHWnS2FNVNxehfmMuCaOtmKjfMQhA&sig2=ukTXaBPiook0dqnDgO-3GQ

現在、山城教授なる人物に問い合わせ中。

ピアノ・バンドネオンに関しては、比較的理論どおりの音階をマークしていれば、
あとは倍音を削除すれば良さそう。

想定どおりで厄介なのが、バイオリンや声だ。
微妙な半音階が普通に使われる。このへんはまず削除するのが無難かもしれない。
有識者 or 経験者求む。


とりあえず飽きたので、
また何年か先につづきをやろうと思う。

ついでに、個人でかかえているタンゴ・プロジェクトを整理してみた。
参加募る。
http://fantango.jp/bbs/viewforum.php?f=8&sid=09d449925af6e001759d0c99546a2b63

2009年6月17日水曜日

猫目線のタンゴ

本舗初公開。

猫目線のタンゴ。

2009年2月23日月曜日

動きのウナリ

日本タンゴ・アカデミーの懇親会にお邪魔しました。


ダンス関係者があまりいないグループですが、
それだけにタンゴに対して様々な見方があって興味深いことが多いのです。
「踊り」という存在は、ある意味とても尊重されていて、ある意味とても敬遠されているようです。

有名人がいすぎて、本来とても恐縮しておるべきところでもありました。
始めに乾杯をしようとしたテーブルには、小松勝・真知子夫妻+SAYACAさんという顔ぶれ。
となりのテーブルには、グロリア米山さんとお仲間のみなさん。



いくつか興味深いお話をしましたので備忘録です。


1.”スペイン語”の壁が大きい。

ある方とお話をしたときに、こんな話をしてみました。

そもそも日本語に訳すということの労力が大きく、
タンゴの歌を日本人が理解するということは大変大きな壁がある。

即興性を重んずるサロンダンスでは、本来”曲”を聴いて即興で踊るところですが、
日本では、やはりスペイン語の歌詞がそのまま解釈できずに、”演奏”だけを聴いて即興してしまいます。


2.タンゴはウナリだ。

上の話とミックスすると大変興味深いことになります。

ちなみにウナリというのは、多分小学校とかで習っているはずですが、
楽器の調弦をする時の音叉がウワンウワンとなるやつです。

”周波数”のとても近い音が重なるとウナリになります。
とてもピュアな音に乗った、音のウナリがダンスの動きの一つの表現に変わります。

たとえば個人的には、バイオリンや声が作り出すウナリや、ベースの不協和なウナリなんかはとてもダンスに大切だと思います。
サルガンのピアノが多少ずれていたのも、この効果を狙っていたのかどうか、定かではありませんが。


”リズム”のウナリもあります。理科の言葉を使うと、位相のウナリでしょうか。
じゃ・じゃ・じゃっと刻んでいるところに、半位相や1/4位相の裏拍が入り、そして、
その連続的でファジーな”ウナリ”が生まれています。

これも即興ダンスには欠かせない、動きの表現に変わります。

たとえば個人的には、やはり声の表現がこの要素が大きいと思います。

そして、この”声”の表現という物が、スペイン語の壁とも言えるわけですが、
”歌”の表現、なぜ歌手がここで溜めて、なぜここで弱くなるか、なぜここでウナッているのか、なぜここで眉間にしわを寄せているのか、などというニュアンスが分かると、もっとタンゴダンスは面白いのかなぁ、と勝手に思います。


3.古い録音がダンスに向いている


録音が古かったからダンスしやすかった、ということです。

裏返すと、
最近の澄んだ録音では踊りづらい。

私の個人的には、”サチッてる”音が心地よいのですが、これはまたそのうち、何が心地よいのか音を分析していきたいと思います。

BajofondoなどがStrah Violinを使っていたというエピソードは有名ですが、そこじゃないんですよねー

どなたか演奏をされる方で、古い(30年くらいの)録音を目指されている方をご存知ないでしょうかね?タンゴに限らず。

2008年12月27日土曜日

タンゴの定着とローカライゼーション

先日、盛岡へ出かける機会があって、
全くタンゴの無かったところにタンゴを定着させていくという事は
とても意義深いところなのだという事が分かった。

自分が役に立てることが何か、
どういう考え方が必要なのかを考えたい。



何事も普及のためには
「ローカライゼーション」と「プロモーション」が肝だとされる。


ローカライゼーションと言えば、

それは、もともと英語だったものを日本語で読めるようにするとか、
日本人特有の何かを特別にこしらえるとか、
みたいなものがイメージが思い浮かぶところだ。

※Wikipediaなんかにも少し書いてある。
Wikipedia:ローカライゼーション


アルゼンチンタンゴの普及においても、
やはりプロモーションだけを考えていてはダメなのだろうか。

今日は、
このタンゴのローカライゼーションについて
簡単に整理したいと思う。



1.国をまたぐローカライゼーション

アルゼンチンタンゴは
もちろん、もともとはアルゼンチンで生まれたものであったが、
それが時間とともに日本やヨーロッパに伝わっていって
今の形になっている

それは
一つのアルゼンチンタンゴのローカライゼーション
と言える。

踊りと音楽と歌とが三位一体であったとされる
アルゼンチンタンゴは
このローカライゼーションの過程において
それぞれが独立し、固有の発展を見せている。

たとえば音楽は
昭和の早い段階から日本へ浸透し、
タンゴ喫茶などで人々はタンゴ音楽に接することができた。
歌は場合によっては日本語訳され、楽しまれた。
その後も、コンサートやCD/DVDなどの配布しやすい媒体を使って
全国的に展開されている。


一方踊りはというと、
そもそも「踊り」としてのタンゴは、見る・見せるだけでは伝承が難しかったのかもしれない。
音楽や歌と違って、踊りについては宣教師のような人がアルゼンチン等から伝来して直接人から人へ伝授していくものになっている。

結果として、CDやDVDのような物で一般の人が踊りを目にすることはないし、
あったとしても、コンサートに付随するショーダンスや稀に映画に使われるような映像くらいだ。(それをアルゼンチンタンゴだと認識して、いざ自分も嗜んでやろうと思うに至る人間がどれだけいるだろうか?)

だから単衣に「日本にタンゴが伝わった」とは言っても、
踊りに関してはそれが地理的には限定された普及に留まりそうな予想ができる。

余談だが、
「普及」という観点で体系立てて文化が成り立っている「社交ダンス」は
同じ踊りでありながら、日本での全国的な展開に成功した。



2.国内でのローカライゼーション

具体的に言うと、
それは名古屋であったり福岡であったり新潟であったり
地理的に分散した土地特有のローカライゼーションである。


我々は日本のこのような各都市をふくめて、
さらに今後新しくタンゴを楽しみたいと思っている地域に見合った
ローカライゼーションを考える必要があるかもしれない。


だいたい
アルゼンチンだって
ブエノス以外流行ってないじゃん!

と匙を投げる前に。



先日、踊りのタンゴがまだ始まったばかりの地方に行く機会があった。



この第2のローカライゼーションのためには、
次のようなことが必要なのではないかと思っている。

A) その場所に根付いた先生がいる。

B) 近隣のメンバーだけでもコミュニティが成り立つ。

C) 他の地域に対してもオープンである。


初めに言えることとしては A) だろうか。

まずアルゼンチンタンゴを教える立場の人間が
その土地に定着いることが必要なのではないか。

理由としては、
第1のローカライゼーションのところでも少し触れた通りだ。


そして B)、教える立場もいれば、教わる立場、そしてコミュニティが盛り上がる
そういうことが無ければならない。

なぜなら、それがなければ、教える立場が定着できないからだ。


最後に C)、他の地域との交流が無ければならない。
これはただ色々な地域から人が集れば良いということではなく、
イベントの進め方やマナー、そして踊りのスタイル、などにおいて
オープンな考え方をもって、許容範囲を広げていくことができなければならない。

そうすることによって、最終的には「自分(自分達)は楽しいこと・有意義なことをやっている」かどうかを知ることができ、
そして今後の活動において自分自身の絶対的なステータスを拠り所にできるようになるからだ。